社員は自分のキャリア形成に責任がある

 

 

「職業能力開発促進法」がH28年4月に改正されて、労働者(この呼び方はいやですね)は自分のキャリアを自分で形成してゆく責任があること、そして企業はそのキャリア形成を支援する責務があることが明記されました。

 

企業は社員のキャリア形成をサポートするシステムを備えなければならなくなったわけです。社員が自分のキャリア形成を自覚し、自分のキャリア面での成長が認識できる制度が望まれています。

 

この課題に企業はどのように応えていくのでしょうか。

ちなみに「キャリア」の理解とは

(1)職務遂行能力面と

(2)組織人適応能力(協力、気配り、積極性、責任感などの能力です)、2面があると思うのですが、どうも厚労省は(1)ばかりに注目している気がします。

 

「人を育てる人事制度」は(1)(2)の両面で成長するしくみと考えています。